トップに戻る   コラム一覧に戻る

仕掛けの成否を分けるもの

相変わらず、素人の戯言です。

感動させる物語というのには、テーマやメッセージ性という中身が大切なのはもちろんですが、
仕掛け(伏線)の成否(効果)も大きいのではないかと思っています。

仕掛けに対する印象(感想)には、
「うん、上手い。これはすごい!」と唸り感動するものから「ふーん、それで」と白けるもの、
あるいは、「すごいと感心はするんだけど、別に感動はしないかな…」「いい話だけど、見せ方がイマイチ」といったものもあるかと思います。

どんなのが高評価となるのかというのは、個人の好みと言えばそれまでかもしれませんが、
私にとって「ふーん、それで」なるものから考えると、

といった主に形式上の問題がないことが、まず挙げられると思います。

その上で、明かされる事実が感動を誘うものであればいいのですが、
感動を誘うというのは、その明かされた場面そのものというよりも、その事実の発覚により

ということなのではないかと思います。

前者であれば、「あの台詞や行動には、こんな意味があったのか」「あのとき、こんな想いを抱えていたのか」など、
後者であれば、「え、じゃあ、これはどうなるのよ」といった感じでしょうか。

そのためには、明かされる事実に関連ある部分を中心に、
そこまでにどれだけ物語に惹きつけられているか、印象ある場面が見られているかが重要なのではないでしょうか。
(それだけ、読み手の中で関連付けの可能性が高まることになるから)

例えば、ある登場人物の正体やつながりが明かされたとして、その人物(達)に興味が持たれていない(情報不足を含む)ようでは、
発覚した事実がどれだけ大きくて意外なものであっても、効果は薄いのではないでしょうか。

また、難易度は相当高いですが、

  1. 「これは絶対に大きな何かがある」と期待させ続け、それを満足させる答えを出す。
  2. 全くの不意を突く

の2つは効果が大きいと思われます。
前者の難易度が高いのは、もちろんハードルが上がっているからです。
後者の場合には、その仕掛け以外の部分で、物語への関心を一定維持するとともに、
その仕掛けに実は関係している事項もいくつか隠されていないと効果が発揮できないことでしょうか。

この1〜2年ほど、巷の評判とプレイ時の印象にズレが生じることが多くなってきたので書いてみました。
ここにお越しいただいている皆様は、どんな仕掛けが好きでしょうか。

inserted by FC2 system