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「あの主人公が誰ともつき合わなかった未来」ということで、TH2のどのルートよりもヘタレであることについて酌量すれば、ファンディスク(続編)として、そんなに足りないものばかりではないと思います。ただ、フルプライス作品であること、ToHeartの冠から期待される完成度を考えればイマイチ良い印象は持てませんでした。
プレイ日記→ 3/2 3/8
- 読み進めるにつれて、キャラが可愛く見えてくる、萌えの王道的シナリオ
- FD(外伝でも続編でもいいけど)だからこそできる「遊び」
この2つが不足していたのが残念でした。
また、「○○が攻略できる!*1」と、脇役だったキャラ達のルートがあることに対して、 つい期待が過剰になっていたのかもしれませんし、 そもそも、本編でルートのあったお気に入りキャラよりを上回る魅力を発揮するキャラがそう多くいるはずもない、ということなのかもしれません。*2
1については、ヘタレ主人公、物語性イマイチ、エロ少なめについては「織り込み」済みであっても、 それは前作通りの高品質な音楽と画像があり、キャラの初期印象の良さと、 その萌えを引き出す王道的シナリオがあるから「受け入れ」られているのであって、 それらで盛り返せない場合には、マイナス面が目立ってしまうと思うのです。
2については、各プレイヤーがバラバラの期待をしているのだから、 各プレイヤーの期待の内、満たされる部分はそれほど大きくなり得ないのかもしれません。 それでも、郁乃ストーリーは多数の期待を外しているように感じましたし、 奈々子・春夏さんに関して、明らかに加点要素を逃している構成には疑問があります。*3
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(ネタバレ注意、といってもネタがバレると楽しめなくなるタイプの作品ではないかも。)
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*以下、ネガティブなコメントばかりになってしまいます。プレイ日記の各ルート評価で上位にある、このみ&タマ姉、ちゃる、よっちあたりについて褒めようと思っても、この類の話については「可愛かった、萌えた、楽しかった」くらいしか浮かばないので…
まずは、春夏さん関係。
相思相愛になるのは無理だとしても、もう少し、サービスがあってもいいと思います。それこそ、ベタでご都合主義でもいいから、主人公の妄想か夢でHシーンが1回入るだけでも印象が違うのではないでしょうか。プロローグでの掴みは悪くなかったと思いますし。
と言いますか、そうでもしないと、ちょっと長い汎用ノーマルに見えてしまう内容です。
同様に、奈々子についても、エピローグが「…から数日」にするくらいなら、その話までをEDテーマ前にして、エピローグは「…から数年」にしてHシーンを入れるといったサービスがないと、ルートが多いのにマイナス印象(期待外れ)が残るというもったいない状況になっていると思います。
また、まーりゃん先輩のルートについては、ドタバタの単発イベントがたくさんあるのは、キャラも活きていて面白かったのですが、やはり、彼女が脇役ではなくヒロインとなるのだったら、主人公に恋することによって変化したまーりゃん(みんなで主人公を騙した、遊園地のデートのイベントの時みたいな感じ?)も見ることができると良かったのではないかと思います。パンチラ系のサービスが多くあるよりは、ずっと期待を満たせたのではないでしょうか。
あとは、郁乃ストーリー。
- 愛佳ルートをある程度進んだ状態でないと、郁乃と主人公につながりがない。
- 姉の恋人を妹が奪う話はToHeart2の雰囲気に合わない。
ということから、構成が難しかったことは推測できますが、郁乃視点にすることで彼女の葛藤を描写したところで、郁乃を攻略したいと思っていた人の期待には応えられないだろうし、序盤に寝ぼけている主人公に襲われるのと、ラストに寝ぼけている主人公を襲うシーンには好印象は持てなかったです。ただ、タワーの場面は良かったと思うので、あそこで終わりにするか、あの後、病院の場面(プレイヤーが打ち込んだ名前の出るエンド)に直結ならまだマシだったと思います。
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